ウクライナをめぐる一連の動きへの日本政府の反応と対応について、最新情報を国会記者会館からフジテレビ政治部・高橋洵記者がお伝えします。
首相周辺は「トランプ大統領は明らかにロシア側に傾斜している」と警戒感を示しています。
また、別の政府関係者は「明らかにプーチンの方が上手だった」とし、「アメリカとウクライナの会談に欧州首脳らがついて行くのは、武力による国境線の変更はあってはならないという強い意志の表れ」と指摘しています。
一方、石破首相は17日夜、ウクライナと欧州首脳とのオンライン会談に出席し、「ウクライナを含める形で議論されなければならない」とけん制しました。
政府関係者によりますと、石破首相は会議への参加を即座に決めたということで、首相周辺は「日本は将来の東アジア情勢への影響からも主張しないといけない」と述べています。
また、「トランプ大統領に配慮しないといえば嘘になるが、今が大事。関税とウクライナは別問題だ」と指摘していて、今後も情勢を注視する構えです。