宮崎県延岡市でお盆の伝統行事「流れ灌頂」が行われ、訪れた人たちが灯籠を海に流して先祖を供養しました。
延岡市土々呂町で行われた流れ灌頂は、先祖を供養するお盆の伝統行事で100年以上受け継がれています。
8月16日夜は、地元の極楽寺の僧侶などによる慰霊法要が行われた後、参列者が灯籠に火を灯して、岩壁に設置された桟橋から海に流し手を合わせていました。
(参列者)
「両親の供養です。手のかからない長生きで95歳と98歳でした」
また会場では太鼓演奏や盆踊りも行われ、訪れた人たちが行く夏の夜を楽しんでいました。
延岡市では、今夜7時から延岡市仏教会による「流れ灌頂」が五ヶ瀬川右岸の亀井橋河畔で行われます。