八代市で14日夜、国選択無形民俗文化財の『植柳の盆踊』が披露されました。
『植柳の盆踊』は江戸時代の初期に始まったとされ、毎年8月14日の夜に、植柳小学校や初盆の家の庭などで披露される伝統の盆踊りです。
楽器を使わず、男女の口説き唄に合わせて舞うもので、女性の踊り手が白装束に黒頭巾という独特のいでたちなどから「亡者踊り」とも呼ばれます。
保存会のメンバーが上体をそらして手を交差させる独特の所作を繰り返し柔らかに舞うと、地域の住民も加わりやぐらを囲む輪は一重から二重に広がりました。
14日夜は、木村知事やくまモンも参加。亡くなった人たちの霊を慰めました。