宮崎市内海では14日夜、住民が協力しておよそ20年ぶりに盆踊りが復活しました。夜空を彩る花火が会場を盛り上げました。

およそ20年ぶりとなった盆踊りの会場は内海小学校のグラウンド。ステージや観客席などの会場作りから運営まで地域の住民が協力して行いました。

来場者を出迎える入場口も住民たちのアイデアで演出。内海地区を盛り上げようと発起人となったのが岩上浩平さんです。

岩上さんは、住民達が絆を深めるきっかけにしたいと考えました。

(岩上浩平さん)
「昔からご先祖さんが大事にしてきた祭りだとか文化があって、それをもう一度、思い起こしてもらいたい」

開催に向け、テントの準備や提灯の飾りつけを終える頃には日も傾き…。

会場には帰省してきた家族を連れた内海地区の住民などおよそ100人が訪れ、賑やかな音頭に合わせて盆踊りを楽しみました。
続いて会場を盛り上げたのは内海港から打ち上げられた75発の花火…。

「玉屋〜」
「内海地区バンザイ」

(来場者)
「内海地区で花火が見れて良かったです」

(地域住民90歳)
「最高です。(以前と比べ)今度の方が賑やかです」

(来場者)
「また、毎年こういう形で続いていけたらなと思います」

最後のステージでは参加者が心をひとつに盆踊り。来年以降の開催へ大きな弾みが付きました。

(岩上浩平さん)
「手ごたえは120%、200%です。今出来る事を一生懸命やっていけば人口も増えて活気が出るような街になっていくんじゃないかと思います」

テレビ宮崎
テレビ宮崎

宮崎の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。