14日に金山町で「金山まつり」が開幕し、華やかな山車(やたい)が町内を練り歩いた。
「チェレンコ、ヤッサー! ソ~レソレ! チェレンコヤッソレ!」
にぎやかなお囃子(はやし)にのせて、華やかな山車パレードがスタートした。
七日町・十日町・羽場・内町・山崎、各地区の若連が制作した歌舞伎や歴史物語を題材にした5台の山車が町内を練り歩く。
「チャレコチャチャレコ、チャチャレコヤッソレソレ~!」
子どもたちもかけ声とともに山車を引っ張り、軽妙な囃子の音がまつりを盛り上げる。
(町民)
「毎年見ているけどすごい。上手」
(鶴岡市から)
「山車がきれい。すごく手が掛かってる。例年よりみんな力いれてるんじゃない?」
(町民)
「朝、大雨だったけど、みんなの力で晴れて最高です」
(埼玉から)
「にぎやかな感じが最高!」
審査の結果、七日町若連の風流「連獅子」が最優秀賞に輝いた。
(金山まつり山車連盟 十日町若連代表・福田拓也さん)
「朝はあいにくの雨だったが晴れてきて、子どもたちが楽しく囃子や山車を引っ張っている姿を見てると、山車制作を頑張ってよかった。担い手となる子どもたちがこれからも楽しくできるように続けていきたい」
金山まつりは16日が最終日で、金山川河川公園周辺で開かれる納涼花火大会がフィナーレを飾り、幕を閉じる。