お盆の話題です。

平戸では国指定の重要無形民族文化財の念仏踊り「平戸のジャンガラ」が奉納されています。

初めて女性も踊りに参加した地区もありました。

 「平戸のジャンガラ」です。

「ホナゴホミデ」という掛け声は稲穂が長く伸び、豊かに実るようにという意味です。

400年以上続いていると言われる平戸伝統の念仏踊りで、豊年満作を願って神社仏閣や初盆の家を練り歩きます。

メンバー
「大切な行事。楽しくいきたい」

こちらの宝亀地区でジャンガラがあるのは毎年8月15日です。

2024年は新型コロナの影響で中止を余儀なくされ、2年ぶりの奉納です。

少子化での担い手不足が課題ですが、その解消にと今年は初めて女性が踊り子に加わりました。

千北はづきさん(15)
「今まで練習した成果を十分に出したい。足袋もきょう初めて履くので緊張するけど、地域のために頑張る」

住民(女性)
「男女平等でいいんじゃないか」

保存会 横山一夫 会長
「やめることは簡単だが、いかに続けるかが一番の(課題)。 続けていける限りやっていきたい」

練り歩きは日暮れまで。

ジャンガラの音と掛け声が平戸のまちに響きます。

テレビ長崎
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