まずは高校野球です。佐賀北は15日、甲子園の2回戦。大分県・明豊高校との九州対決に臨みます。新たな“旋風”で3回戦進出なるか？14日兵庫県で最終調整しました。
【吉冨綾花リポート】
「いよいよあすは大分代表・明豊と九州勢同士で争う2回戦。相手の左ピッチャーに対応できるようバッティング練習や試合本番を意識した動きで最終調整しています」
甲子園の1回戦は、延長サヨナラ勝ちで劇的な勝利をつかんだ佐賀北。
15日の2回戦に向け、兵庫県のグラウンドで最終調整しました。
2回戦は大分県・明豊高校との九州対決。
1回戦では、3年ぶりとなる甲子園での1勝を挙げていて、勢いに乗るチーム同士の対戦です。
【佐賀北 宮崎淳多主将】
「明豊はやっぱりバッティングがいいなっていうのと守備も堅いので隙がないっていうところはあるんですけど、必ず攻める時があると思うのでその少ないチャンスを生かしていけたら自分たちにもチャンスはある」
佐賀北のポイントの1つが、相手のエース・寺本の攻略です。
1回戦では、合計8回を投げてわずか1失点。
去年も甲子園の舞台を経験しているピッチャーです。
【明豊 寺本悠真投手】
「背番号1を背負っている中でいろんな重圧があると思うが、そういったものをあまり感じずにのびのびとやってチームを勝利に導けたら」
佐賀北は送りバントやスクイズを絡めた「つなぐ野球」が持ち味。
接戦に持ち込み、勝負所で1点を取れるかが注目です。
【佐賀北 本村祥次監督】
「うちとしては勝機があるとすれば接戦だと思うのでバントだけではなくてここ一番終盤のところではいろんなことに挑戦しながらとは思っていますけど、まずはこれまで自分たちが磨いてきた攻撃をしようとは思っています」
一方、期待がかかるのがエースの稲富。
丁寧に打たせて取るピッチングを武器に、1回戦は10回を一人で投げ抜きました。
【佐賀北 稲富理人投手】
「明豊は自分たちの野球プラスそれ以上の力を出さないと勝てない相手。自分はコースを突いて打たせるピッチングが自分の強みだと思うので明日もそれができれば」
佐賀北と明豊の2回戦は15日の第3試合、午後1時プレーボールです。
