アメリカ・アラスカ州の川で目撃されたのは、絶体絶命の場面。

それは、奥から水しぶきをあげて突進してくる巨大なクマ。
そこにいた人たちの運命やいかに。

この日、プロアイスホッケーチームのスタッフが川でPR動画の撮影をしていると、突然、岸へとカメラを振ります。
するとそこには、大きなクマが視線をこちらに向け、たたずんでいたのです。

スタッフたちはその場を離れようとしますが、クマはジリジリと接近。
そして次の瞬間、マスコットキャラクター「ブイ」に向かって、猛ダッシュで向かってきたのです。

もはやここまでか、慌てて逃げようとする「ブイ」が後ろを振り向くと、巨大グマはそれ以上近づくことなく、その場にとどまりました。なぜなのでしょうか。

「シアトル・クラーゲン」メリッサさん:
この周辺はどこにでもクマがいて、いわば彼らの縄張りです。クマも人間を見慣れているので、私は怖くありません。でも、そこに「ブイ」を連れていくとなると、少し危険が増すので注意が必要です。

クマは妖精をモチーフにした「ブイ」の姿にビックリしたのでしょうか。
幸い全員無事にその場を離れることができました。

その後、巨大グマはサーモンを捕まえて山へと帰っていったということです。