フィリピン当局は、南シナ海上空で自国の航空機が中国の戦闘機から妨害されたと発表しました。

フィリピン当局によりますと、南シナ海のスカボロー礁周辺で13日、監視活動をしていたフィリピン機が中国軍の戦闘機に約60メートルの距離まで接近され、20分間にわたり危険な操縦で妨害されたということです。

周辺海域では当時、アメリカ軍のミサイル駆逐艦「ヒギンズ」など2隻が国際法に従った航行をしていたとしています。

一方で中国軍は、アメリカ軍の駆逐艦が「中国政府の許可を得ずに違法に領海に侵入した」と主張しました。

スカボロー礁周辺では11日にも、中国当局の船がフィリピンの船舶を妨害し、その過程で中国船同士が衝突する事故が起きています。

フジテレビ
フジテレビ

フジテレビ報道局が全国、世界の重要ニュースから身近な話題まで様々な情報を速報・詳報含めて発信します。

国際取材部
国際取材部



世界では今何が起きているのか――ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、パリ、モスクワ、イスタンブール、北京、上海、ソウル、バンコクのFNN11支局を拠点に、国際情勢や各国の事件・事故、政治、経済、社会問題から文化・エンタメまで海外の最新ニュースをお届けします。