交通機関への影響です。八代市では路線バスの営業所が被災、車両も水に浸かり、運転再開のめどが立っていません。
【前田 美沙希 記者】
「車両30台以上が故障したおそれのあるこちらの営業所、バスのヘッドライトまで水が来たことが分かります」
八代市新地町にある産交バスの営業所です。今回の大雨で事務所は約30センチの床上浸水、駐車場も冠水し、バス38台が水に浸かってしまいました。
点検などが進められていますがこのうち30台以上が故障している恐れがあり、運転できない状態です。
八代市内を走る循環バスについては他の営業所から車両を借りて13日の始発から運転しているものの、八代市と宇城、水俣方面を結ぶ路線バスは全て運転見合わせとなっていて、再開の見込みも立っていません。
【産交バス 堺 哲郎 八代営業所長】
「お盆の時期にも入り、利用客、帰省客、夏休みの子供たちにも迷惑をかけてしまい、申し訳ない」「安全を最優先にさせていただきたいと思うのでしばらくお待ちいただければ」