涼やかな音色を奏でる全国各地のご当地風鈴を集めた展覧会が、鳥取県智頭町で開かれています。
涼やかな音色を響かせる風鈴。
智頭町の国指定重要文化財「石谷家住宅」で開かれている『ふうりん展』です。
列車内に風鈴を飾り「風鈴列車」を運行していた第三セクター鉄道、智頭急行が協力して開かれました。
会場には全国47都道府県から集められた56個の「ご当地風鈴」が風に揺れ、心地いい音色を響かせています。
青森県の「ねぶた祭り」で使われる「花笠」をあしらった「花笠風鈴」に、沖縄の伝統工芸品「琉球ガラス」を使った「沖縄びーどろ風鈴」。
そして、和歌山県が国内有数の生産量を誇る「備長炭」を使った風鈴も。
このほかにも、島根県の「銅鐸風鈴」など地域の特色があらわれた個性的な風鈴が、それぞれの音色を奏でます。
因幡街道ふるさと振興財団・大藤邦彦事務局長:
音の涼しさ、そして風鈴の形の涼しさで、この暑い夏を少しだけ涼んでいただけたらありがたい。
この『ふうりん展』は、智頭町の石谷家住宅で9月7日まで開かれています。