13日朝、大阪城の堀でコイなどの大量の魚が死んでいるのが見つかりました。
一体なぜなんでしょうか
【記者リポート】「大阪城に続く観光客がたくさん通る道なんですが、このお堀の中に魚がたくさん死んでいます」
魚が死んでいるのが見つかったのは、大阪城の東外堀で、13 日朝、近くを通った人から「堀に魚が浮いていて異臭がする」と公園を管理する大阪城パークセンターに通報がありました。
職員が確認したところ、堀に生息するコイなどの魚が広範囲にわたって死んでいたということです。
その数は正確にはわかっていませんが、100匹以上とみられます。
近くの人は「きのうも来てたけど、こんなことはなかった」
専門家によると、暑さによって水中の植物プランクトンが大量発生したため、水中の酸素が一気に不足したことが原因と考えられるということです。
【大阪府立環境農林水産総合研究所生物多様性センター 相子伸之センター長】「水の中にある酸素を微生物が消費するんですね。そうなってくると一気に水の中の酸素がなくなりますので、魚が窒息で死んでしまうということじゃないかなと」
大阪市では詳しい原因を調べるとともに、14日、死骸を回収することにしています。
(関西テレビ「newsランナー」2025年8月13日放送)