お盆休み後半戦がスタート。
2025年は近くてお得なスポットに観光客が殺到しています。
真夏に雪を降らせていたのは、5日に国内最高気温41.8度を観測した群馬・伊勢崎市にある遊園地「Auto Mirai 華蔵寺遊園地」。
入園料が無料です。
訪れた子供は「一番前に行った。びっちょぬれになりたかったから前行った。きもちいい。流れるプールに入ったみたい」と楽しんでいる様子。
しかも、この雪を降らせるイベントはタダで楽しむことができます。
子供たちは「氷と割引でいっぱいアトラクション乗ろうと思って来た。夏なので暑いから、より涼しくて気持ちよかった」「すごく割引感があるなと思う。お財布にはやさしいと思う」と話しました。
さらにジェットコースターなどのアトラクションは乗り物券を買って楽しむスタイル。
飛行機型の乗り物は1回70円という激安価格。
しかも地元の子供会に参加していれば1000円の回数券が半額になる割引もあるなど、お財布にも優しい遊園地です。
子供をもつ親は「安くて子供をいっぱい遊ばせられる。そこが魅力的」と話しました。
そのためか、駐車場を見ると地元ナンバーが多く見受けられます。
2025年の夏休み、予算は2年連続で減る傾向にあるという調査結果が。
そのため、“近くてお得”なスポットが注目を集めています。
東京都内でも、人がごった返す人気スポットがありました。
13日から東京・上野にある松坂屋上野店で始まったのが「食品大特価市」。
約1500種類18万点のお買い得商品がずらりと並ぶ、半年に一度の催事です。
カート2台で入りきらないほどのギフトセットを詰めている人も見られました。
客の注目を集めたのは5kgで3000円台の新潟県産のブランド米です。
後ろから在庫を出して、次から次へとまさに飛ぶように売れていきます。
買い物客は「3万円から4万円くらい(買った)。みんな高いから保存の利くものを買った。半年分」「かみさんはありがたいけど、私はありがたくない。動員されちゃうから」「お米、ハムとかいろいろ。何を買ったか分からないくらい詰め込んだ。かなり安いと思う。食料品だから元気出る。なんとしてでも買わないといけない。エネルギーが出る」と話しました。
一方で、各地で発生したのが高速道路の渋滞です。
午前中、関越自動車道の下り線では約20kmの渋滞が発生していました。
この渋滞を乗り越え、たどり着くのが旬のフルーツ狩りです。
大粒でジューシーなブドウの王様とも呼ばれる「巨峰」。
山梨・笛吹市にある「まるいわぶどう園」では、はさみを使ってブドウ狩りを楽しむ親子連れの様子が見られました。
子供の顔よりも大きい巨峰に大満足です。
子供たちはブドウ狩りを楽しんでいましたが、渋滞の中、運転してきたお父さんは「神奈川の川崎から来ました。すごく込んでました。朝早めに出てきたんですけど3時間ぐらいかかって、子どもたちもブドウ狩りができてよかったですけど、車の中はビービーギャーギャー、ケンカしてました」と話しました。
こちらのブドウ園では、2300円でブドウ狩りプラス巨峰などの食べ放題がついたプランが人気となっていました。
まるいわぶどう園・岩下瑞樹さんは「一生懸命つくったものが、皆さんよろこんで狩っていただいたり、食べていただくのはうれしいです」と話していました。
14日から夏空と猛暑日が復活する見込み。
熱中症への注意が必要です。