北海道南部の福島町で男性がクマに襲われて死亡し、8月12日で1か月。
各地で出没が相次ぐ中、北海道小樽市で、市街地でのクマ出没を想定した訓練が行われました。
この訓練は、「市内の小学校近くのゴミステーションにヒグマが現れた」という想定で、小樽市と猟友会、警察が合同で行ったものです。
道内では1か月前に福島町で、ヒグマによる人身被害が発生。
その後も住宅地周辺で出没が頻発しています。
8月12日は地図を使った図上訓練のあと、野外での実地訓練も行いました。
「刻々と移りゆく状況にいかに素早く対処して、住民の安全を守っていくかということが大切なことだと考えます」(警察の担当者)