北海道南部の江差町で8月11日、住宅の家庭菜園でスイカを食い荒らすクマが目撃されました。
「カンカンカンと鳴らしたら逃げて行った。どうしていいのかわからなくて、フライパンをたたくのが精いっぱいだった」
「人の声がしても見知らぬ顔をしていた」(いずれもクマを目撃した住民)
2025年8月11日、午後11時50分ごろ、江差町の住宅の家庭菜園で、クマがスイカ約10個を食べているのを隣の住民が目撃しました。
クマは体長1.5メートルほどで、フライパンをたたくと立ち去ったということです。
「こちらの家庭菜園でトウモロコシおよそ20本が食い荒らされました、近くの道路にはクマの足跡とみられる痕がくっきりと残っています」(阿部空知記者)
さらに別の家庭菜園でもトウモロコシなどが食べられる被害が見つかりました。
江差町では8月に入り12件のクマの目撃などが相次いでいて、道は9月11日まで町内全域に「ヒグマ注意報」を出し注意を呼びかけています。