岡山市は受け皿の確保を進めている放課後児童クラブの待機児童について、人数が大幅に減り低学年では0人になったと発表しました。
岡山市によりますと、2025年5月1日時点で市の放課後児童クラブには2024年より469人多い1万373人が在籍しています。これに対し待機児童の数は53人で、236人だった1年前と比べ約8割減っていて、小学1年から3年の低学年は0人になったということです。
(岡山市 大森雅夫市長)
「小学高学年についても放課後児童クラブに預けて、安心して働きたい気持ちがあると思う。だいぶゼロに近づいてきた。環境は整ってきた」
市は待機児童解消に向けて学校の空き教室を活用したり、民間事業者による開所を支援するなどして受け皿の確保を進めていて、2027年度の待機児童ゼロを目指しています。