岡山市中心部で多くの人が利用しているシェアサイクルが大幅リニューアルです。岡山市は2026年4月から、全ての「ももちゃり」を電動アシスト自転車に切り替えることを発表しました。

新しい「ももちゃり」は公募によって選ばれた東京の事業者、ドコモ・バイクシェアが運営するもので、全て電動アシスト自転車となり、台数は現在の442台から2倍以上の900台となる予定です。また、現在35カ所ある貸出場所を5年後には125カ所まで増やし、市中心部からエリアを広げる計画です。

(岡山市 大森雅夫市長)
「ももちゃりは全国的に見ても利用頻度が非常に高い。より広範囲に、それぞれの人が利用しやすくなるよう整理した」

「ももちゃり」は2013年度に導入され登録者数はのべ25万人、2024年度の利用回数は年間約50万回と、中心部の移動手段として定着しています。

今回のリニューアルは機器の老朽化や部品の供給終了によるもので、今後はスマホアプリでの決済が可能になります。

料金は1時間100円から30分165円と高くなりますが、同じシステムを導入している全国60地区との相互利用が可能になります。

市は現在のももちゃりを2026年1月末で終了し、新たなサービスを2026年4月に開始する予定です。

岡山放送
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