去年、ノーベル平和賞を受賞した日本被団協の金本弘代表理事が、大阪・関西万博で講演を行い、「核なき世界」を訴えました。
会場に集まった世界の万博関係者を前に、金本さんは、生後9カ月の時に広島で被爆し、姉に背負われて逃げた自身の被爆体験や核兵器の恐ろしさを話しました。
【金本さん】「(核兵器の)被害を受けたのは広島・長崎のごくごく普通の市民なんです。人間として絶対に認めることができない、絶対悪の兵器だという風に私たちは思っています」
核廃絶に向けて金本さんは「世界中の一人一人の問題だととらえることが重要だ」と訴えていました。
(関西テレビ「newsランナー」2025年8月12日放送)