8月11日朝早く、仙台市太白区の住宅の敷地内でクマが目撃されました。宮城県内では7月以降、クマの目撃情報が急増していて、県が警戒を呼びかけています。

こちらは住民が撮影した写真です。住宅のすぐ裏、クマが仰向けで寝ているように見えます。

住民
「裏の草でも刈ろうかなと何気に外の様子を見た。窓から顔を出したら黒いモコっとしたものが角にあったから、あれと思ったらクマだった」

11日午前6時ごろ、太白区秋保町馬場の住宅の敷地内で、住民がクマを目撃し、警察に通報しました。

クマは体長1.2メートルほどで、警察が駆け付けた時にはすでにいなくなっていたということです。けがをした人や建物への被害はありませんでした。

住民によりますと、すぐ近くにはクマが通ったと思われる形跡が残っていたそうです。

住民
「クマがいるのはわかっている。栗の木が折られたりしているから。でも見たのは初めて、40何年で。びっくりしました。ここにも来たかと」

10日も大崎市古川清水の住宅の敷地内で、倉庫から出てくるクマが目撃されるなど、連日、目撃情報が相次いでいます。

県は、県内全域にクマ出没警報を出し警戒を呼びかけています。

仙台放送
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