パレスチナ自治区ガザで空から投下された人道支援物資が、15歳の少年に直撃し、少年は死亡しました。
パレスチナメディアによりますと、ガザ地区中部で9日、空から投下された支援物資を受け取ろうとしていた15歳の少年に、物資の入った箱が直撃し、少年は死亡しました。
ガザ地区では深刻な食料不足が続いていて、各国による支援物資の空中投下が行われています。
しかし、2024年も物資が直撃するケースなどが相次ぎ、ガザ保健省はこれまでに23人が死亡、124人が負傷したと発表していて、「空中投下の支援は役に立たず、飢餓に苦しむ人々を危険にさらしている」と陸路の支援拡充を求めています。