韓国・仁川(インチョン)で、APEC(アジア太平洋経済協力会議)の食料安全保障担当相会合が小泉農水相も出席して開かれ、食料の安定供給のため、AIなどデジタル技術を活用する方針を確認しました。
会合には21の国と地域が参加し、農業や食料の安定供給のための技術革新の推進をテーマに議論しました。
小泉農水相は英語で、農業者やJA、民間企業や研究者などが連携して、農業技術の開発と普及を推進する日本の取り組みを紹介しました。
会合は、先進的で手頃、実用的なデジタル技術を採用し、食料の供給体制を強化することなどを盛り込んだ共同声明を採択し、閉幕しました。
また、会議後、韓国のコメ農家を視察した小泉農水相は、記者団に対し「農水省の中で共有し、将来につなげていければ」と述べました。