今年に入ってから富山県内で倉庫などに侵入する窃盗犯罪が去年の2.7倍に増加していて県警が注意を呼び掛けています。
県警のまとめによりますと今年1月から6月までに確認された刑法犯のうち、建物に侵入してモノを盗む侵入盗やひったくりなどの重要窃盗犯は385件で、去年の140件の2・7倍以上に増加しています。
このうち検挙されたのは74%余りにあたる287件です。
また、詐欺や横領などをあわせた窃盗犯は1596件で去年に比べ8.6%増加しています。
今年は特に倉庫や空き家に侵入されて被害に遭うケースが相次いでいて、県警は建物の戸締りや管理を徹底するよう呼び掛けています。