北海道日本ハム0-1福岡ソフトバンク

 8月10日(木)、北海道日本ハムファイターズはみずほPayPayドーム福岡で福岡ソフトバンクホークスとの首位攻防2戦目に臨みました。

 先発は、今季リーグトップの11勝を誇るエース・伊藤大海。対するソフトバンクは、リーグトップの防御率を誇るモイネロ。投手戦を予感させるマウンド対決で試合は幕を開けました。

 伊藤は初回、一死から川瀬晃を四球で歩かせ、近藤健介にレフト前へ運ばれ一・二塁のピンチ。それでも4番・山川穂高を空振り三振、5番・柳町達をセカンドゴロに打ち取り、無失点で切り抜けます。

 2回表、先頭の郡司裕也が四球で出塁。マルティネスの進塁打で二塁へ進み、万波中正のライトフライで三塁に達しますが、石井一成が空振り三振。先制機を逃しました。

  3回裏、先頭の牧原大成にピッチャー強襲の内野安打を許すと、犠打で二塁へ進められ、近藤に左中間を破られるタイムリーツーベースで先制を許します。なおも二死二塁のピンチでしたが、山川を2打席連続三振に斬って取り、最少失点で踏みとどまりました。

 チーム初ヒットは5回表。先頭の万波がセンター前ヒットで出塁しましたが、後続が倒れて無得点。モイネロの力強い直球と緩急を生かした変化球の前に打線は沈黙しました。

 伊藤は8回を投げ被安打4、11奪三振、1失点の力投。しかし打線はわずか3安打、13三振と完全に封じられ、援護できませんでした。試合は0-1で敗れ、カード2連敗。首位ホークスとのゲーム差は3に広がりました。

北海道文化放送
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