お盆を前に岡山県久米南町の水田ではハスの収穫が
連日、行なわれています。
収穫が行われているのは、道の駅「くめなん」の近くにある
「宮地やすらぎの里」です。
観賞用のハスが地元の人たちによって育てられ
毎年この時期に、つぼみや花が散ったあとの「蓮台」や
葉が開いていない「巻葉」を採り
お盆飾りや生け花に使えるよう整えます。
作業は涼しさが残る早朝の午前5時ごろから2時間ほどかけて行なわれます。
60アールの水田では農家の人たちが
大人の背丈ほどに伸びた茎をかき分けながら
つぼみの開き具合や蓮台の形、葉の状態を確かめながら刈り取ります。

(宮地やすらぎの里はす部会中力均代表)
「今年は特に天候が良かったので最高にあざやか。きれいな花」  

刈り取ったハスは、長さを70センチにそろえ
つぼみ、蓮台、巻葉をセットにして
道の駅に隣接する地元の特産品販売所「サンサンくめなん」で販売されます。

岡山放送
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