8月9日夜、福岡県で線状降水帯が発生し、気象庁は土砂災害などへの厳重な警戒を呼びかけています。

前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、九州北部では非常に激しい雨が降り続いていて、気象庁は9日午後11時50分頃、福岡県に線状降水帯が発生したと発表しました。

新宮町や福津市では1時間に100ミリ以上の猛烈な雨を観測したとして、記録的短時間大雨情報が発表されたほか、福岡県や山口県の一部に土砂災害警戒情報が発表されています。

また、山口県や佐賀県、長崎県でも今後、線状降水帯が発生するおそれがあります。

10日夕方までの予想降水量は、九州北部の多いところで300ミリとなっていて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要です。

FNN
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