北アルプス唐松岳で登山をしていた兵庫県尼崎市の会社員の53歳男性が登山道で転倒し、けがをして救助されました。
男性は9日、単独で日帰りの予定で八方尾根登山口から入山し、唐松岳から下山中、八方尾根の扇の雪渓付近(標高約2350メートル)の登山道で転倒して、けがをしました。
午後4時頃、本人から長野県山岳遭難防止常駐隊員に救助要請があり、隊員3人が出動し、午後8時頃、男性を救助しました。左足首をけがしましたが、軽傷とみられます。
警察によりますと、男性は木の根に足を挟まれて転倒したということです。