活発な前線の影響で九州では激しい雨が続いています。
9日夜から10日にかけて九州北部を中心に線状降水帯が発生する恐れがあり、土砂災害などに厳重に警戒してください。
熊本県では9日朝、非常に強い雨が降り、水俣市で1時間に64.5mmの雨を観測しました。
記録的な大雨を観測した鹿児島県では、姶良市で土砂崩れによって住宅が倒壊し、住人の女性(30代)と連絡が取れなくなっていて、警察と消防が捜索を続けています。
9日夜から10日にかけては九州北部を中心にさらに雨が強まる恐れがあり、山口県、福岡県、佐賀県、長崎県では、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。
これまでの大雨によって地盤が緩んでいる所もあり、土砂災害には特に警戒が必要です。
このほか、西日本・東日本を中心に3連休は広い範囲で警報級の大雨の恐れがあり、厳重に警戒してください。