8日に記録的な大雨となった鹿児島県は、9日も再び非常に激しい雨が降ると予想されていて、引き続き土砂災害に厳重な警戒が必要です。
8日に大雨特別警報が発表された鹿児島県では、霧島市牧之原で515.5mm、溝辺で506.5mmと共に観測史上1位となる記録的な大雨を観測しました。
鹿児島・姶良市では、8日に発生した土砂崩れで行方不明になっている30代の女性の捜索が、夜通しで続けられましたが、9日7時30分現在も発見には至っていません。
このほか、床上浸水や床下浸水などの被害もでました。
9日も九州を中心に大雨となり、予想される24時間降水量は九州北部地方で150mm、九州南部で100mmと局地的に激しい雨が降る見込みです。
引き続き、土砂災害などに厳重に警戒してください。
この後、発達した雨雲は9日昼ごろにかけ九州北部にかかり、夕方から夜にかけて中国地方に流れ込み西日本を中心に大雨となる予想です。
10日以降に雨雲は次第に北上し、10日は中国・近畿地方、11日は東海・北陸地方など広い範囲で警報級の大雨となる恐れがあります。
連休中は最新の情報に注意してください。