岩手県大船渡市の山林火災で被害を受けた森林の復旧について話し合う協議会の会合が8月8日に開かれ、国の補助を受け4年間に120ha分の復旧を進めることなどが確認されました。

大船渡市で火災により被害を受けた山林3400haのうち1700haは人工林となっていて、今後、被害木の伐採・搬出・森林の造成などを進めることになっています。

8日は国や県・市・森林組合の担当者で構成される協議会の2回目の会合が開かれ、事業の進捗状況などを確認しました。

会合ではこれまでに119.92ha分を7億9300万円かけて復旧することが国の事業として採択されていることが報告されました。

事業の実施期間は2028年度までの4年間で、5ha以上のまとまった区域の復旧であるなどの条件が付けられています。

大船渡市 山岸健悦郎農林水産部長
「1700haを整備するにはものすごい事業費となる。国県の補助あっても市の負担も大きくなる」

大船渡市では山林所有者への説明会を9月12日と14日に開くとしています。

岩手めんこいテレビ
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