熱戦が続く高校生スポーツの祭典、中国インターハイ。岡山市で行われている女子バレーボールでは岡山代表の就実(岡山市)が、準決勝進出を決めました。

2024年のインターハイ準優勝の就実は、決勝トーナメント3回戦で東京代表の文京学院大女子と対戦。第1・第2セットともにデュースにもつれ込む接戦となりますが、勝負所で、ブロックやスパイクが決まり、就実がストレートで勝利を収めます。

その後の準々決勝で就実は、宮城代表の古川学園と対戦。第1セット終盤、21対21の場面で、就実のミドルブロッカー、石田恵が強烈なスパイク。これを皮切りに、石田が3本連続でスパイクを決めてチームを勢いづけると。セットポイントの場面でも石田のスパイク!。25対23で第1セットを先取します。

(就実3年 石田恵選手)
「大エースがいるのではなくて、全員で攻めていくことを、意識できて、大事なところでトスが回ってくるので、それを全部打ち切るつもりで強い気持ちでやろうと思っていました」

大エースがいないという中で得点源となったのはミドルブロッカーの存在でした。2024年のチームでも主軸を担った比留間美晴も、鋭いスパイクを次々と決めてチームを引っ張ります。第2セットは8点差を付けて、ものにした就実。セットカウント2対0で勝利を収め、準決勝進出を決めました。

(就実3年 比留間美晴選手)
「最低限の目標を達成できて、プレッシャーとかもあったけど、自分たちのバレーをして、勝つことができたので、良かったなって思います」

就実は8月9日、準決勝で福岡代表の福岡女学院と対戦します。

(就実3年 仙波こころ主将)
「日本一を目指してやってきたので、最後まで一生懸命自分たちのバレーを貫いて日本一取りたいと思います」

岡山放送
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