8日午後4時半過ぎに終了した自民党の両院議員総会。
石破首相は続投への意欲を改めて表明したようです。
石破首相の続投に党内の理解は得られたのか。
注目の自民党両院議員総会が午後4時半過ぎ、ほぼ予定通り終了しました。
敗北した参院選直後の7月28日に行われた両院議員懇談会に続いて、議決権のある総会にいわば格上げして行われた両院議員総会。
冒頭、石破首相は「引き続き、この日本国に責任を持ってまいりますために、いろんなご意見を承りたい」と述べ、改めて続投に理解を求めました。
総会のテーマは“参院選の総括と今後の党運営”について。
取材が許されたのは森山幹事長の挨拶までで、その後、会場からは報道陣は出され、非公開となりました。
そして午後4時半に総会が終了。
退陣を求めている議員からは…。
自民党・西田昌司参院議員:
今回は意思決定のできる総会なんだから、それなりのしっかりした結果を出してくださいねと申し上げましたが、「公約はみんなで決めた問題ではないか」といつも通りの石破節でした。みんなガッカリしたんじゃないかなと思いますね、その発言に。
出席者によると、石破首相の退陣を求める議員から総裁選の前倒しを求める意見が相次いだ一方で、石破首相を擁護する意見も出たといいます。
自民党・渡海紀三朗前政調会長:
きょうの中で一番多く出た議論は総裁選をやるべきじゃないかと。総裁選をやるかやらないかの決定は党則に従って逢沢委員長のもとで行うことについて、全体の合意がとられた。
そして午後5時20分過ぎ、石破首相は「それぞれのご意見というものを真摯に受け止め、これから先、いろいろと参考にし、それを重視してまいりたい。党則にのっとってきちんと運営をするということにつきます」と述べました。