2024年、松浦市内の女子中学生がいじめに遭ったことをうかがわせる遺書を残して転落死した問題で、いじめの有無などについて検証する市が設置した第三者委員会の初会合が、8日に非公開で開かれました。

2024年2月、松浦市の公立中学校に通う当時14歳の女子生徒が転落死し、生徒は自宅に、学校でいじめに遭ったことをうかがわせる内容の遺書を残していました。

学校側はいじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」と認定し、市教育委員会が設置した「対策委員会」は今年3月、「いじめの有無は確認できなかった」とする報告書をまとめましたが、遺族は再調査を求める文書を市に提出していました。

「第三者委員会」は「対策委員会」とは別のメンバーで構成され、いじめの有無や学校と市教委の対応を再調査し、再発防止の提言を行うということです。

市は「公正・中立な調査を進めたい」としています。

テレビ長崎
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