知事選挙での買収の疑いで書類送検された兵庫県の斎藤知事が、神戸地検から任意での事情聴取を受けていたことが分かりました。
斎藤元彦知事は2024年の知事選で、PR会社「メルチュ」に選挙運動への対価を支払って買収した公職選挙法違反の疑いで告発され、兵庫県警が2025年6月に書類送検していました。
捜査関係者によりますと、神戸地検は7月中旬、斎藤知事の任意聴取を行っていたということです。
斎藤元彦知事:
選挙に関しては、公職選挙法など適切・適法に対応してきたという思いに変わりはない。
神戸地検は2025年2月、兵庫県警と合同で「メルチュ」の関係先を家宅捜索していて、今後、斎藤知事や「メルチュ」側の刑事責任の有無について慎重に判断することになります。