鹿児島県内ではすでに24時間の降水量が500mmを超えているところがあり、記録的な大雨となっています。

鹿児島を中心に活発な雨雲が次々と流れ込み、ライン状となって同じような場所にかかり続けています。

鹿児島では8日午前1時7分と午前4時47分に線状降水帯が2回発生しました。

霧島市では午前5時に大雨特別警報が発表され、これまでの24間時間降水量が500mmを超えています。

これは平年8月ひと月分の約2倍の雨量で、観測史上1位となりました。

午後は雨がやむ時間がありますが、夜遅くから9日朝にかけて再び活発な雨雲がかかる見込みで、24時間の予想降水量は鹿児島で180mm、宮崎で150mmとなっています。

9日午後から10日にかけて雨雲は次第に北上し、3連休は九州北部で大雨となる可能性があります。

引き続き、九州では土砂災害に最大級の警戒をしてください。

9日から最大9連休となるお盆休みを前に、空の便は鹿児島を発着する便を中心に大雨の影響が出ています。

これまでに全日空で4便、日本航空で44便の欠航が決まっていて、3500人以上に影響が出ているということです。

また、9日以降も欠航が出る可能性もあるということです。

一方、JR九州によりますと、九州新幹線は平常通り運転しているとのことです。

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