宮崎県内には、7日午後9時半に、線状降水帯の予測情報が発表され、現在 都城市など7つの市と町に大雨・洪水警報が発表されています。
鹿児島県に接する都城市では、8日午前4時9分までの1時間に、58ミリの非常に激しい雨を観測しました。
都城市内では、道路の冠水も確認されたということです。
また、都城市にある大淀川の岳下基準観測所で、当面の間、「氾濫危険水位」付近の水位が続く見込みであるとして、午前5時に「氾濫危険情報」が発表されました。
これを受けて、都城市は全域の7万4036世帯15万8953人に避難指示を発令。
午前7時現在、5世帯10人が避難しています。
※氾濫危険情報は午前7時50分に「氾濫注意情報」に引き下げ。
このほか、避難指示は高原町の全域、串間市と三股町の一部にも発令されています。
高原町では、川の近くに住む10人が避難所に避難しているということです。
県危機管理課によりますと、今のところ、人的被害は確認されていないということです。
都城市、日南市、小林市、串間市、三股町、高原町には、土砂災害警戒情報が発表されています。
南部平野部、南部山沿いでは土砂災害に厳重に警戒してください。また、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。