気象庁は8月7日、北海道、東北、関東甲信、北陸、東海、近畿、中国、四国、九州北部地方を対象に「高温に関する早期天候情報」を発表しました。8月13日頃から、気温が平年に比べてかなり高くなる可能性があるとしています。

気温が1年を通して最も高い時期で、熱中症の危険性が高い状態が続きます。屋外での活動等では飲料水や日陰を十分に確保するなど熱中症対策を行い、健康管理に注意するよう呼びかけています。また、農作物や家畜の管理等に注意が必要です。

気象庁は、1週間以内に高温が予測される場合には高温に関する気象情報を、翌日または当日に熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予測される場合には熱中症警戒アラートを発表するということです。

■北海道地方

北海道地方 8月13日頃から かなりの高温

かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +2.9℃以上

北海道地方では、最近1週間以上、気温のかなり高い状態が続いていて、向こう2週間の気温も、暖かい空気が流れ込みやすいため高い日が多く、11日頃からは、かなり高くなる見込みだということです。

■東北地方

東北地方 8月13日頃から かなりの高温

かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +2.7℃以上

東北地方では、最近1週間以上、気温のかなり高い状態が続いていて、向こう2週間の気温も、暖かい空気が流れ込みやすいため高い日が多く、13日頃からは、かなり高くなる可能性があるということです。

■関東甲信地方

関東甲信地方 8月13日頃から かなりの高温

かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +2.1℃以上

関東甲信地方では、最近5日間程度、気温のかなり高い状態が続いていて、向こう2週間の気温も、暖かい空気に覆われやすいため高い日が多く、13日頃からはかなり高くなる可能性があるということです。

■北陸地方

北陸地方 8月13日頃から かなりの高温

かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +2.2℃以上

北陸地方では、最近1週間以上、気温のかなり高い状態が続いていて、向こう2週間の気温も、暖かい空気に覆われやすいため平年並か高く、13日頃からはかなり高くなる可能性があるということです。

■東海地方

東海地方 8月13日頃から かなりの高温

かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +1.8℃以上

東海地方の気温は、9日頃までは暖かい空気が流れ込みやすいため高く、かなり高い日もあるでしょう。その後3日間程度は平年並か低いですが、13日頃からは再び暖かい空気に覆われやすいため、かなり高くなる見込みだということです。

■近畿地方

近畿地方 8月13日頃から かなりの高温

かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +1.8℃以上

近畿地方の気温は、向こう5日間程度は平年並か低いですが、その後は暖かい空気に覆われやすいため、13日頃からはかなり高くなる可能性があるということです。

■中国地方

中国地方 8月13日頃から かなりの高温

かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +2.0℃以上

中国地方の気温は、向こう5日間程度は平年並か低いですが、その後は暖かい空気に覆われやすいため、13日頃からはかなり高くなる可能性があるということです。

■四国地方 

四国地方 8月13日頃から かなりの高温

かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +1.5℃以上

四国地方の気温は、向こう5日間程度は平年並か低い日が多いですが、その後は暖かい空気に覆われやすいため高く、13日頃からはかなり高くなる可能性があるということです。

■九州北部地方(山口県を含む)

九州北部地方(山口県を含む) 8月13日頃から かなりの高温

かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +1.8℃以上

九州北部地方(山口県を含む)の気温は、向こう5日間程度は平年並か低いですが、その後は暖かい空気に覆われやすいため高く、13日頃からはかなり高くなる可能性があるということです。

日本気象協会によりますと、高温に関する早期天候情報は、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温となる可能性が、いつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。6日先から14日先までの期間で、5日間平均気温が「かなり高い」確率が30%以上と見込まれる場合に発表されるということです。

長野放送
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