7日、夏休み中の小学生たちが鹿児島市の商業施設のお仕事体験に挑戦しました。
子どもたちは寿司を握ったり、館内アナウンスをしたりと、普段したことのない体験に目を輝かせていました。
男の子の館内アナウンス
「4階アヴィレックスにお越し下さいませ」
鹿児島市にあるマルヤガーデンズで開催された「こどもガーデンズ」。
事前申し込みをした夏休みの小学生が館内で25種類の仕事を体験します。
毎年開催されていますが2025年は定員約400人に対し、約1000人からの応募があったといいます。
「いらっしゃいませ」
挨拶や身だしなみなどの研修を経て、早速、お仕事体験が始まります。
「本日はマルヤガーデンズにご来店頂きまして誠にありがとうございます」
店員と一緒に館内アナウンスを練習した後、早速、本番に挑戦。
「ご来店のお客様にご案内申し上げます」
堂々と言葉に詰まることなくやり遂げました。
こちらの姉妹はスーパーでマンゴープリンの試食販売に挑戦。
「要りませんか?」
「もらってくれない人もいるからね」
「人それぞれだよ」
「難しいよ」
試食を渡すことに苦戦している様子。
しかし、断られてもめげずに声をかけ続けます。
そして、ついに成功です。
おじさん
「うん、美味しい!」
女性
「買っていきます」
「買ってもらえた!!」
生花店では観葉植物に水やりをした後、自分が選んだお気に入りの花にデコレーションをするビジューフラワーに挑戦しました。
「自分の好きなお花とかやりたい色のお花とかをこだわって作った」
キラキラのアレンジが施されたお気に入りの一本ができたようです。
法被と板前帽子を身につけ、すっかり寿司職人になりきった小学生たちは寿司を握ります。
ネギトロ巻きののりを巻くことが難しい様子。
「クレープ(みたい)」
握った後は、いざ、実食。
自分が作ったお寿司の美味しさに食べ進める手が止まりません。
Q.どこが難しかった?
「(シャリを)ひっくり返す所。けどだんだん慣れてきた」
お仕事体験の最後には修了証と給料として館内で使える商品券をもらった子どもたち。
普段できない体験は夏休みの貴重な思い出になったようです。
Q.何が思い出に残っている?
「館内放送の時に緊張したけど、すらすら言えたこと」
Q.お給料は何に使う?
「友達へのプレゼントを買いたい」
「皆にハキハキと明るい声でニュースを伝えるアナウンサーになりたいです」