運転を体験することでバスに興味をもってもらおうと県内で初めて一般の路線バスに運転を体験できる座席が設置されました。

【岩部リポート】
「こちらが運転体験席が設置された路線バスです。ありました、本物の運転席のようです」

この運転体験席は、運転士不足が課題となる中、多くの人にバスに興味をもってもらおうと鹿島市に本社を置く祐徳自動車が路線バス1台に設置したものです。
座席には、本物のハンドルや速度計などが配線を切った状態で取り付けられ、運転席を忠実に再現しています。
また、モニターには、バスの前方に取り付けたカメラの映像が映し出され実際に運転しているような臨場感を味わうことができます。

【祐徳自動車佐賀営業所運行主任 後藤佑介さん】
「リアリティが非常に高いものになっていると思うちょっとでもバスに興味を持っていただいてバスにまた乗ってみようかなという気持ちになってもらえればと思う」

運転体験席が設置されたバスは佐賀駅バスセンターからモラージュ佐賀や祐徳稲荷神社行きの路線で7日から運行しています。

サガテレビ
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