九州新幹線長崎ルートの新鳥栖ー武雄温泉間をめぐり長崎県やJR九州とのトップによる意見交換が8月19日、約1年3か月ぶりに開かれます。山口知事は8日、計画が不透明になっている北陸新幹線のルートについてもふれ「決まったことでも問題が起きるのでいい加減な決め方はしたくない」との考えを示しました。

九州新幹線長崎ルートの新鳥栖ー武雄温泉間をめぐり県は7日、8月19日に県庁で県、長崎県、JR九州の3者トップによる意見交換を開くと発表しました。

去年5月の開催以来で、山口知事は8日開かれた定例会見で「短い時間ではあるが、決まった通りに進んでいない北陸新幹線を題材にしたい」という考えを示しました。

【山口知事】
「北陸についてはルートも全部決まっていたんだけれども。決まっていたことにも関わらずまたこうやって問題が起きる。佐賀県は決めたことは守る。だからいい加減な決め方はしたくない。そこをわかってほしい」

JR九州の古宮社長は6月に開かれた会見で「3人で集まって話をすることは意義がある」と開催に前向きな姿勢を示していました。

サガテレビ
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