医療的ケアを必要としながら、自宅で家族と暮らす子供たちの日常を切り取った写真展が大分県大分市で開かれています。

この写真展には、人工呼吸器などの医療的なケアを必要としながら自宅で暮らす子供などの写真が並んでいます。

写真展は医療的ケアが必要な子供たちの親などで作るサークル「ここから」が企画しました。

会場には、写真のほかに酸素を送り込むチューブなど自宅で使っている器具も展示されています。

サークルの代表を務める安藤さんも、おたふく風邪のウイルスによる脳炎で人工呼吸器を使わざるを得なくなった娘の那月さん17歳と自宅で生活しています。

◆大分県医療的ケア児者の親子サークル「ここから」安藤歩代表
「同じ子供なんだよ、家族なんだよという所と、一生懸命、医療ケアを必要としながらも生きていて、家族と愛されながら過ごしていると知ってもらいたい」

県によりますと、現在、県内には在宅生活を送りながら医療的ケアを必要とする子供が250人いるということです。

この写真展は大分市の大分銀行宗麟館で8月28日まで開かれています。

テレビ大分
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