危険な暑さが続く中、岡山県警が導入です。現場の警察官が、従来のワイシャツ型の制服から通気性や伸縮性に優れたポロシャツ型の制服に変えての勤務を始めました。
(中西源太記者)
「これが今月(8月)から警察官に試験的に導入されたポロシャツです。私もポロシャツを着ていますが手触りが一緒でとても涼しそうです」
Q:着てみていかがですか?
「今までの制服に比べて肌触りがいいし、活動しやすい服装になっている」
夏の暑さ対策のため、警察庁が2025年4月に開発したポロシャツ型の制服。岡山県警は8月から一部の警察署の交番と駐在所に勤務する警察官や機動警ら隊を対象に試験的に導入しています。
県警では、紫外線から目を守るための2024年からパトロールなどの際にサングラスの着用を認めたほか、熱中症対策として首元を冷やすネックリングなどの着用も認めています。
(岡山県警装備課 中尾晋始次長)
「ポロシャツ型の制服は通気性・伸縮性に優れていて、現場で働く警察官の負担軽減、暑熱対策が期待できる。今後も警察官が働きやすいように改善していきたい」
県警では現場の声を聞き取った上で、2026年以降、本格的な導入を検討しています。