JR西日本とJR東海は岡山駅などを発着する新幹線「のぞみ・ひかり号」の山陽・東海道新幹線直通列車を活用した、法人向け荷物輸送サービスを展開すると発表しました。
これまで、山陽新幹線と東海道新幹線にまたがる輸送はJR2社の境界駅となる新大阪駅で、荷物の載せ替えを行ってきましたが、2社の連携を強化し、直通列車を活用したサービスを始めるとしています。
積める荷物は1列車当たり、3辺合計が120センチまでのもの18箱までで、山陽新幹線、東海道新幹線直通の120本程度の列車で行う計画です。新大阪駅の載せ替えをやめることで、約30分の所要時間短縮につながるということです。
東京駅~岡山駅の所要時間は約4時間10分(ひかり号利用)、東京駅~広島駅の所要時間は約4時間(のぞみ号利用)です。サービス開始は8月18日からで、輸送申し込みの締め切りは1週間前までとなっています。荷物の輸送料金は荷主との話し合いで決まるということです。
<荷物取扱い駅>
東京駅・静岡駅・名古屋駅・京都駅・岡山駅・広島駅・博多駅
・山陽新幹線区間は始終着とする場合に限る
・途中駅の取扱いはなし