夏場に増加する傾向がある性犯罪を防ごうと7日、警察が女子高校生を対象に講習会を行いました。
粕屋警察署が性犯罪防止を目的に行った講習会。
管内の高校の女子生徒や教員が参加し、夜道を歩く際にスマートフォンを操作したり音楽を聴いたりすることの危険性や、カバンや傘など身近なものを使った護身術を学びました。
福岡県警によりますと今年、県内の性犯罪の認知件数は223件で、被害者のうち約4割が高校生以下だということです。
薄着になる夏場は性犯罪の被害が増える傾向にあり、警察は「夏休みに塾や祭りなどで帰りが遅くなった場合、迎えに来てもらうなど防犯意識を高めてほしい」としています。