戦後から本土復帰前後の懐かしい沖縄の風景を写真や映像で振り返る催しが6日から那覇市で始まりました。那覇文化芸術劇場なはーとで始まった展覧会は、戦後や本土復帰前後の沖縄の風景、当時の人々の営みを記録した写真や8ミリフィルムなどが展示・公開されています。
戦後80年、沖縄国際海洋博覧会の開催から50年の節目を迎えた2025年、かつての沖縄を語り合いたいと企画されました。
沖縄アーカイブ研究所 真喜屋力さん:
そういう話をしている人を、横で(盗み聞き)してもとても身に付くのでおもしろいです。あまり人に見せていないものや。バラエティに富んだものをできるだけ出したいと思ってやっています
また、会場では来場者それぞれの「あの日の記憶」を共有しようと思い出を書き起こしてもらうブースも設けられています。
沖縄アーカイブ研究所 真喜屋力さん:
ある意味どうでもいい情報もいっぱい出てきて楽しいし、「誰誰のおうち」とか友達の名前が書かれていたり。「誰だよそれ」って思うんだけど、次その道を歩くときに、「誰誰のおうちこの辺かな」と思えたら楽しいでしょ
「OKINAWAあの日の大博覧会2025」は8月31日まで開かれています。