アメリカ・ニューヨークでも核廃絶を訴える平和集会が開かれました。
【古賀記者】
「ニューヨークの中心部では様々な人種の人々が集まり核廃絶に向け声をあげています」
ニューヨークでの平和集会は現地の平和団体が「原爆の日」に合わせ日本の総領事館前で毎年行っているものです。
今年はおよそ60人が集まり、核の脅威が高まる現在の世界情勢への危機感を訴えるとともに核兵器の廃絶を呼びかけました。
「ノーモア ウォー ノーモア ヒバクシャ ネバーアゲイン」
また、参加者たちはアメリカの平和団体を代表して日本への原爆投下を謝罪する書簡を日本の総領事館へ届けました。
【平和集会の共同主催者 井上まり さん】
「今回こうやって何十人もアメリカの方々が集まったというのは希望だと思いますので、平和運動と核廃絶運動をアメリカでも続けていきたいと思います」
アメリカの調査機関が今年6月に行った最新の世論調査では日本への原爆投下を「正当化できる」と考える人と「正当化できない」と考える人がともに3割台でアメリカ国民の見解が割れていることが分かっています。