”日本一長い名前の学校”が閉校へ。愛媛県と高知県の県境にまたがる学校が来年3月末で休校、2027年3月末に閉校することを愛南町教育委員会が4日に発表しました。理由は少子化の影響です。
その学校名は「高知県宿毛市愛媛県南宇和郡愛南町篠山小中学校組合立篠山小学校・中学校」。校区が愛媛県と高知県にまたがっていて、学校は愛媛県愛南町正木にあります。
この名前が日本一長い学校が、26年3月末で休校、27年3月末に閉校することを愛南町教育委員会が発表しました。
町教委によりますと、この学校は2つの県の山間部の子どもを受け入れるため、中学校が1949年、小学校が1952年に設立。ピーク時の1950年は中学校に123人が通っていました。しかし少子化が進み、中学校は今年度わずか6人に減り、小学校の児童も3人でした。
このため保護者から閉校や子どもを他校に通わしたい希望が出て、閉校の方針を決めたとしています。
学校では、閉校記念事業を26年度中に開くことにしていて、子どもたちは周辺の小中学校に通学することが決まっています。
学校がある地域は交流が盛んで、中学校のソフトテニスは強豪で、全国大会でも優勝するなど活躍をしています。
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