8月6日、広島は被爆80年の「原爆の日」を迎えました。

原爆投下時刻の8時15分には長崎からも祈りが捧げられました。

広島市の平和公園では午前8時から平和記念式典が営まれ、過去最多となる120の国と地域の代表など、約5万5千人が参列しました。

そして原爆が投下された午前8時15分。

「黙とう」

平和宣言 広島市長 松井一實 市長
「世界の為政者の皆さん。広島を訪れ、被爆の実相を自ら確かめてください。平和を願う『ヒロシマの心』を理解し、対話を通じた信頼関係に基づく安全保障体制の構築に向けた議論を、すぐにでも開始すべきではないですか」

長崎市の爆心地公園では、被爆者の川野浩一さんが広島の原爆投下時刻に合わせて黙とうを捧げました。

県平和運動センター 被爆者連絡協議会 川野浩一議長
「広島、長崎はこれで終わりだ、核兵器は廃絶だ、このことを声を大にして、日本の総理は世界に向かって叫ばなければならないと思う」

長崎は3日後に原爆の日を迎えます。

テレビ長崎
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