小学生が「いのち」について考える国境なき医師団による出張授業「世界といのちの教室」が、このほど長崎市で行われました。

被爆80年にいのちを考えてもらおうと、長崎大学教育学部附属小学校で開かれた出張授業です。

産婦人科医の李理華さんが助ける命を選択しなければならない「ジレンマ」をテーマに講演し、5、6年生の児童約170人は、誰かのいのちを選ぶ難しさを実感しました。

長崎大学教育学部 附属小学校 6年 木村 悠一郎くん(12)
「悲しい現実が世界のどこかにはまだあるということを受けてショックを受けました。なので、今度の平和祈念式典とかの平和の活動に生かそうと思う」

8月11日からは国境なき医師団主催の企画展示が(エンドレスジャーニー展・長崎)長崎市のかもめ広場で行われます。

テレビ長崎
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