熱戦が続く高校生スポーツの祭典、中国インターハイ。8月5日に広島県で行われたローイング競技の男子舵手つきクォドルプルで、岡山市の関西が大会史上初の4連覇を果たしました。
広島県福山市で行われたローイングは、5日が最終日。5人1組で挑む男子舵手つきクォドルプルでは、関西が決勝に進みました。
舵取り役1人と漕ぎ手4人で、1000メートルのタイムを競う、この種目。関西は、藤野、荒木、尾崎石川、松下の5人で、4連覇を狙います。
(応援)
「ガンバレ―、関西ファイト」
春の全国高校選抜では6位だった関西。今大会は、新しいメンバーで臨む中、周りを見ずに自分たちのペースを刻みました。記録は、3分4秒25の1位でフィニッシュ。関西が4年連続7回目のインターハイ優勝を決めました。
(関西3年 尾崎龍也主将)
「チーム尾崎として初優勝を目標としてきたので、優勝できてほっとしてる。副キャプテンたちが自分を支えてくれてプレッシャーに負けずにここまで頑張ってこられた。
(関西3年 松下直道選手)
「ゴールした瞬間はメチャクチャうれしくてガッツポーズしていた。去年(2024年)は先輩たちに勝たせてもらって、自分たちがバトンをつなぐことができて本当にうれしい。」
この種目の4連覇は大会史上初の快挙。森川幸夫監督は、胴上げで4回、宙に舞いました。
(関西 森川幸夫監督)
「メイクドラマ、メイクミラクル、メイクレジェンドができました。こんなに幸せな教員はいない。」
また、男子ダブルスカルでは、関西の坪田学虎、伊藤万尋ペアが決勝に臨み、5位入賞を果たしました。
一方、香川県勢は、男子シングルスカルに出場した坂出商業3年の安井海翔が準決勝敗退となっています。