7月、陸上自衛隊の佐賀駐屯地に配備されたオスプレイが5日に長崎県の大村航空基地への飛行訓練を始めました。

5日午前11時20分すぎ、大村市上空を飛行する陸上自衛隊のオスプレイと見られる機体を、KTNの情報カメラがとらえました。

フライトレーダー24によりますと、佐賀駐屯地から武雄市、佐世保市、大村市、諫早市などの上空を飛行しています。

陸上自衛隊のVー22オスプレイは、7月9日に開設された佐賀駐屯地に順次配備され、飛行訓練が始まっています。

南西諸島の防衛体制を強化するため、佐世保市の相浦駐屯地にある水陸機動団との連携も視野に入っています。

4日夕方、九州防衛局から大村市に「オスプレイの大村航空基地への飛来を5日から始める」と情報提供がありました。

ただ、訓練の詳しい日程については機密事項として知らされておらず、大村市は「市民が不安を抱かないよう安全な運用について要望した」ということです。

テレビ長崎
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